2010年8月19日木曜日

ノート PC ”VAIO Z12” に Windows Server 2008 をインストール(その1)


 先週より試行錯誤の末、なんとか VAIO Z12 に Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition をインストールすることができました。「これで Hyper-V をノート PC でも使える!」と喜んでいたところ、ちょっと残念なことが…。

 持ち運びをするノート PC ですから、常に電源を ON にしておくわけにはいきません。また、電源を OFF にする場合も、常に OS をシャットダウンするのは効率的とは言えません。状況に応じて ”シャットダウン”と”スリープ(スタンバイ)”、"休止状態(Hibernation)"を使い分けるわけですが、特にノート PC の場合は、バッテリを消費しない(負担をかけない)”休止状態”を多用してきました。ところが、今回 Winodws Server 2008 をインストールしたところ、シャットダウンメニューに”休止状態”が見つかりません。電源関連の設定をあれこれ調べていたところ、なんと Microsoft のサポートにこんな情報が…。

 4GB 超のメモリを搭載している場合は、休止状態は使えないんですね。(;_;)

 休止状態をサポートしない理由については、
 「休止状態にする場合、コンピュータのメモリの内容を格納するにはディスクに十分な空き容量が必要です。4GB を超えるメモリが搭載されていて休止状態がサポートされている場合、コンピュータのパフォーマンスが低下します。このため、マイクロソフトではこのようなコンピュータでは休止状態のサポートを無効にしました。」
 と説明されています(一方 Winodws 7 では、4GB 超のメモリを搭載した場合でも、休止状態はサポートされているんですけどね(^^;)。

 「ノート PC にサーバー OS をインストールして、しょちゅうスリープにしたり休止状態にしたりする使い方はどうなの?」という話はありますが(^^;、XP や Vista でも同じようなので、なんとも残念な話です。

2010年8月5日木曜日

Microsoft Visual Studio LightSwitch

Microsoft から「Visual Studio LightSwitch」が発表されました。

こちらやこちらを拝見したところでは、どうやらこのツールを使うと、
SalesForce の Force.com  や Rollbase のようなノリで、
簡単にビジネスアプリケーションを作成することができてしまうようです。

特徴としては…

 1.マルチプラットフォーム対応
  Silverlight アプリケーションおよびデスクトップアプリケーションをビルドできるため、
  携帯電話を含む各種ブラウザ、Windows Azure などのクラウド環境やデスクトップ
  (オンプレミス)環境など、様々なプラットフォーム上で動作するアプリケーションを
  作成することができます。

 2.アプリケーションを容易にカスタマイズすることができる
  アプリケーションが一般的な開発言語である C# や VB.NET で生成されること、
  また本ツールには Visual Studio コアと .NET Framework が利用されていることから、
  現在の Visual Studio によるアプリケーション開発と同じような感じで、
  アプリケーションを容易にカスタマイズできると想像されます。

 3.様々なデータベースを利用可能
  上記のようなプラットフォームに対応していることから、データベースについても、
  SQL Server や SQL Azure などを利用することができます。

などなど。

プラットフォームごちゃまぜの開発が行えるのは、とても魅力的ですね。
(将来的には当たり前になっているかも知れませんが…)
ベータ版のリリースは8/23 とのことなので、楽しみです。

.NET Framework クラスライブラリのソース内部を追跡

 先月より、Visual Studio 2010 + .NET Framework + C#  を使用し、ある開発を行っています。この広大な環境を使い始めてから日が浅いこともあり(?)、.NET Framework クラスライブラリのメソッド実行時に例外が発生しても、具体的にメソッド内のどこで何が起こっているのかが分からず、何が悪いのか、いまいちピンとこない場合があります。

 そんな時、「デバッグ実行時にライブラリのソース内部まで追えれば、話が早いのに…」などと偉そうに思っていたところ、ライブラリのソースデバッグを行う設定がありました。(^^;

設定手順:

  1. Visual Studio 2010 の「メニュー」→「デバッグ」→「オプションと設定」を選択します
  2. 「.NET Framework のソースステッピングを有効にする」をチェックしますオプション設定画面
  3. デバッグのオプション設定で「”マイコードのみ”設定を有効にする」をチェックしていた場合は以下のような警告が出ますが、マイコード以外のソースデバッグを行うのが今回の趣旨ですので、気にせず OK を押します警告1
  4. 以下のような説明がでますので、一応、気に留めておきます警告2
  5. 最後に、現在のプロジェクトで使用しているライブラリのシンボルをローカルにキャッシュするため、シンボルのダウンロードが自動的に始まります(使用しているライブラリが多い場合は、10分以上かかるかも知れません)。

 これで、クラスライブラリのソース内部まで追跡可能となりました!

classstring

2010年7月16日金曜日

VAIO Z を分解!(補足)

昨日ご紹介した内容について、2点補足させてください。

  • この機種は、VAIO Z シリーズの Z12 です
  • 内蔵 HDD は、2.5インチ SATA 厚さ 9.5mm です

特に、大容量の HDD に交換される場合は、厚さ(高さ)にご注意ください。
ちょこっと探してみたところ、厚さ 9.5mm 以下の場合は、
最も容量の大きいもので 750GB のモデルがありました。

WESTERN DIGITAL WD Scorpio Blue WD7500BPVT

それにしても、きっと1年もしないうちに、2.5 インチで 1TB もあるのに 9.5mm かよ!
というモデルが登場してくるのでしょうね。
日進月歩、当たり前のように大容量化が進んでいる HDD ですが、
SSD(フラッシュメモリ)の大容量化のスピードも凄まじく、
少なくとも PC 市場においては、HDD と置き換わるのは時間の問題かも知れません。
HDD の技術に惚れ込んでしまった私としては、早くも(?)少々寂しい気がしています。

2010年7月15日木曜日

VAIO Z を分解!

すみません。
分解というのは大げさで、内蔵 HDD を自分で交換できるかどうか、
メンバーの VAIO Z を拝借し、ちょこっとだけ内部を覗いてみました。

なんとなく、素人では分解(メンテナンス)しづらいイメージのある
S○NY 製の VAIO ですが、思ったよりもシンプルな構造になっています。

VAIOZ_Mother

HDD 交換手順:

  1. AC アダプタおよびバッテリを外す
  2. 電源ボタンを何度か押してみる(本体が保持しているかも知れない余分な電荷を放電する)
  3. 本体底面側から見えるネジを外す(メモリモジュールカバーのネジを除く)
  4. キーボードを 2~3cm 程度、ゆっくりと持ち上げる
  5. キーボードとマザーボードがどのように接続されているか、サイド側から目視で確認してみる(※1)
  6. キーボードを持ち上げた状態(※2)で、写真青枠部分のコネクタからキーボードのフラットケーブルを外す
  7. 写真赤枠部分の黒いテープの下に HDD 固定用ステーのネジが隠れているため、
    テープを半分ほど(赤枠の部分だけ)剥がし、ネジを外してステーを外す
  8. HDD をゆっくり持ち上げて、コネクタ側のゴムパーツおよびフラットケーブルを外す
  9. HDD を交換し、これまでと逆の手順で元の状態に戻す

(※1)写真黄枠のように、マザーボードにはキーボードの防振材が貼られていますが、 キーボードを外す際に剥がれてしまったり、キーボードにくっついてくる場合があります。 このような場合でも元にもどせるように、色々と見ておいてください
(※2)フラットケーブルの長さには比較的余裕があるため、キーボードは 10cm くらい持ち上げても大丈夫です

なお、自分で HDD が交換できると、例えば次のようなメリットがあります。

・SSD に交換できる!
・BTO で選択できる HDD よりも大容量の HDD を使用できる!
(さらに BTO で構成するよりも安価で済みます)

以下のようなデメリットも考えられますので、あくまでも自己責任でお願いします。

・メーカーサポートが受けられなくなるかも知れない…
・交換時に誤って故障させてしまったり、液晶画面等に傷をつけてしまうかも知れない…
・ドライバ単体での入手が難しく、OS リカバリが面倒…

それにしても、今時のファンは、そのカバー自体がヒートシンクになっているんですね。
些細なことのようですが、エンジニアの素晴らしいアイデアには頭が下がります。