2010年8月5日木曜日

.NET Framework クラスライブラリのソース内部を追跡

 先月より、Visual Studio 2010 + .NET Framework + C#  を使用し、ある開発を行っています。この広大な環境を使い始めてから日が浅いこともあり(?)、.NET Framework クラスライブラリのメソッド実行時に例外が発生しても、具体的にメソッド内のどこで何が起こっているのかが分からず、何が悪いのか、いまいちピンとこない場合があります。

 そんな時、「デバッグ実行時にライブラリのソース内部まで追えれば、話が早いのに…」などと偉そうに思っていたところ、ライブラリのソースデバッグを行う設定がありました。(^^;

設定手順:

  1. Visual Studio 2010 の「メニュー」→「デバッグ」→「オプションと設定」を選択します
  2. 「.NET Framework のソースステッピングを有効にする」をチェックしますオプション設定画面
  3. デバッグのオプション設定で「”マイコードのみ”設定を有効にする」をチェックしていた場合は以下のような警告が出ますが、マイコード以外のソースデバッグを行うのが今回の趣旨ですので、気にせず OK を押します警告1
  4. 以下のような説明がでますので、一応、気に留めておきます警告2
  5. 最後に、現在のプロジェクトで使用しているライブラリのシンボルをローカルにキャッシュするため、シンボルのダウンロードが自動的に始まります(使用しているライブラリが多い場合は、10分以上かかるかも知れません)。

 これで、クラスライブラリのソース内部まで追跡可能となりました!

classstring

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